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転職活動を成功させよう!実践したい受かる自己PR作りのコツ

転職活動で必須の自己PR

「自己PR」は、就職活動の際に応募企業に自分を売り込むためのものです。

書類選考に向けて履歴書や職務経歴書へ記載する場合もあれば、面接においては面接官から必ずと言っても良いほど質問されます。
新卒採用時とは異なり、転職活動の際は自分の経験や希望職種などに関連した強みをアピールできるか否かが大きなポイントとなるでしょう。

そこでこちらのページでは、自分自身を上手くアピールできる「受かる自己PR」の作り方や、自己PRの例文も紹介していきます。
ぜひ、自己PR作りの参考にしてください。

受かる自己PRとは?

転職活動の際に事前に準備しておくべき自己PRですが、どのようなことに気をつけて作ればよいのでしょうか。
以下に自己PRを作成する際のポイントを解説します。

具体的なエピソードを交えた「強み」

自己PRでは、企業側に自分の経験や実績を具体的に伝えることで、アピールしたい「強み」に説得力を出します。
あなたの強みを通して、企業側にあなたを採用した場合のメリットをしっかりと理解してもらうことが必要なのです。

営業職であれば数字を用いた売上実績や顧客獲得数、企画職であれば関わった新規プロジェクト、技術職ならば製品の製造や製造工程の管理などから会社に貢献した事例を挙げても良いでしょう。
まずはこれまでの経験や実績を洗い出してみましょう。

応募企業のニーズに応えられる「強み」

自己PRを作成する際には応募企業がどのような経験や能力を持つ人材を求めているかを調べてみましょう。
自分の強みをどんなにアピールしても、企業が求める人材と自己PRの内容がマッチしていなければ、アピールにはなりません。
応募企業の求人情報や職種の特徴などから企業の求める人材ニーズを見極め、自分の経験や実績、能力の中からマッチしたものを自己PRに盛り込みましょう。

選び抜いた「強み」をコンパクトに言い換える

企業のニーズにマッチした自分の強みがわかったら、自己PRで使いやすい言葉や単語に置き換えてみましょう。

「あなたの強みを一言で教えてください。」

と言われた際に、エピソードを長々と話すわけにはいきません。
選び抜いた「強み」を一言で言い換えられるようにしておくことで、このような質問にもスムーズに答えられますし、応募書類に記入する際も便利です。

「記載する」自己PRと「話す」自己PR

「自己PR」といっても、応募書類に記載するものと面接時に話すものでは伝える表現の方法が変わります。
書き言葉と話し言葉があるように、「自己PR」も書類と面接の際に使い分けられるようにしておきましょう。

応募書類に記載する際は

・短い言葉で簡潔にまとめられた文章で記載
・段落ごとに改行をするなど、読みやすい体裁
・企業ニーズにマッチした強みを強調する

面接で答える際は

・応答が長くならないように簡潔に伝える
・エピソードを交えながらわかりやすい表現で伝える
・自信を持って、明るく堂々と伝える

自己PR例文

次に自己PRの例文をパターン別にご紹介しましょう。

【営業】の自己PR例文

私の強みは「粘り強さ」です。
相手企業にこまめに足を運び、何度もヒアリングを行うことによってニーズをつかみ取ることを心がけてきました。
そしてすぐに成果に結びつかなくとも、自分という人間を覚えていただき、急な依頼の際にもすぐに動ける準備を行ってきました。
その結果、相手先から「困ったときは君の名前と顔が出てくる」と言われるほど、お声がけいただけるようになり、年間営業トップの成績を残すことができました。
今後もこうした粘り強い営業スタイルを武器に、貴社のお客さまのニーズに応えられる営業として活躍していきたいと思っております。

【事務】の自己PR例文

私は「責任感と課題解決能力」が自分の強みだと思っています。
前職では経理事務として経費精算や決算業務をチームで行ってきました。
業務は主にExcelで管理を行っていましたが引継ぎミスも多く、業務の効率化とチェック体制がチームの課題でした。
そこで私は業務整理を行い、経費精算システムツールの導入を提案、実行しました。
この結果、チーム内での業務の可視化につながり、滞りがちだった清算業務をスムーズに行うことに成功しました。
またチェック体制も整えられ、引継ぎミスを大幅に減らすことにも貢献できました。
これからも自分の職務に責任感を持ち、目の前の課題に対しても率先して解決へと動いていきたいと思っております。

【人事管理職】の自己PR例文

私は人事部部長として部下のマネジメントから指導・育成を行ってきました。
その中で私が培った強みは「育成力」です。
部下一人ひとりの強みを理解し、彼らの自主性ややる気を引き出せるように注力してきました。
また、部内のコミュニケーションの機会を増やし、一人ひとりが抱える不安や悩みにも寄り添える人間関係を作ることで、部内全体が前向きに業務に取り組める環境を作ってきました。
取り巻く環境が整えば社員は成長し、会社にとってなくてはならない存在になります。
今後は指導・育成経験を活かしながら、貴社の社員育成のお役に立ちたいと思っております。

自己PRでアピールのチャンスをつかもう!

自己PRの作り方のコツと自己PRの例文をご紹介しました。
書類上であっても、面接の場であっても、自己PRは応募企業に自分をアピールできるチャンスの場です。
転職を成功させるためにも、これまで培った経験やスキルを振り返り、企業の求人ニーズにマッチした自己PRができるようにしましょう。