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転職時に困らない!中途採用で行われる適性検査の種類をご紹介!

転職活動時に行われる適性検査とは?

近年では新卒採用時だけでなく、中途採用の際にも適性検査を導入している企業が増えています。
「適性検査」とは、新卒者や転職者といった応募者が、応募企業や希望業務に就業する適性があるかを判別するために行う検査のことです。
適性検査は大きく分けて二つ、

◇性格検査
応募者の性格や人柄を測り、企業や職務との相性を調べる検査

◇能力(学力)検査
応募者の言語能力や計算能力といった基礎学力や論理的思考力などを測り、募集職種に必要な能力の有無を調べるための検査

に分けられますが、その種類や内容はさまざまです。
そこでこちらのページでは、中途採用の際に行われる適性検査について、その種類や内容、どのような対策が必要なのかなどをご紹介していきましょう。

適性検査の種類とその内容

「適性検査」と一言で言っても、さまざまな種類があります。
検査によって判断できる能力は異なり、応募企業が転職者に対して知りたいと思うことにマッチした検査が採用されています。
以下に、企業でよく採用されている適性検査を内容とともにご紹介します。

SPI(SPI3)

「SPI」は日本初の採用を目的として作成された検査で、バージョンアップを重ね、現在の最新版が「SPI3」です。
「SPI(SPI3)」は能力検査と性格検査がセットになっているため、企業の利用頻度が高い検査でもあります。
書店などで参考書などを手に入れやすく、対策もしやすいでしょう。

◇受検者の適応力を5段階で評価できる
◇検査時間は性格検査 約30分、基礎能力(国語・数学)検査 約35分程度

内田クレペリン検査(クレペリン検査)

「クレペリン検査」では、一桁の数字を左から右へ順に繰り返し足していくことで、受検者の処理能力の程度や性格・行動面の特徴を判断します。
検査は1分ごとに次の列へ移っては、同じ足し算作業を繰り返していき、作業量の変化と誤答数を基準値と比較していきます。
解答数が少なかったり、間違いが多かったりする場合は、低い評価がついてしまいます。
クレペリン検査はインターネット上に練習サイトなどもあるため、事前の練習もしやすい検査です。

◇1ケタの足し算を繰り返し、受検者の作業量、誤答、作業曲線によって職務適正を判定
◇検査時間は前半15分、休憩5分、後半15分で構成されている

矢田部ギルフォード性格検査(YG性格検査)

「YG性格検査」は、12項目ごとに各10問、計120問の質問に対して、「はい」、「いいえ」、「どちらでもない」の3択で回答していきます。
12項目の内容は「客観性」、「協調性」、「攻撃性」などをみるもので、ありのままの自分を見せられるよう、素直に回答することが望ましい検査です。

◇質問は「はい」、「いいえ」、「わからない」の3択で答える
◇12項目の質問に答えることで受検者の性格特性を判定する
◇検査時間は約30分で構成されている

玉手箱

「玉手箱」は、Webテスト形式で行う検査で多くの企業で採用されています。
内容は能力検査・性格検査のセットになっており、能力検査に「英語」が含まれていることが特徴の一つです。
特に英語では長文読解問題が出題されるため、英語検定に慣れていない方は事前の対策が必要でしょう。

◇能力検査と性格検査で構成されている
◇能力検査には英語が含まれる
◇検査時間は50分程度

適性検査対策には何をする?

次に適性検査の対策についてお伝えしましょう。

能力検査への対策

能力検査では問題の正答率も重要ですが、制限時間内でどれだけの問題に取り組めたかも重要なポイントです。
というのも、制限時間内でより多くの問題を解くことで処理能力と判断力も判断されるからです。
そのため市販の参考書や参考サイトなどを利用し、事前に問題に触れておきましょう。
問題の内容や回答例などを目に通すだけでも傾向の把握や対策に役立ちます。

性格検査への対策

性格検査の重要なポイントは、虚偽回答をせずに素直に回答することです。
採用されたいがために、企業の求める人材に近づけた回答をしようとする方もいらっしゃいますが、性格検査には

・虚偽の回答をしていないか
・矛盾した回答をしていないか

などをチェックする問題や類似問題などがあり、回答次第では「嘘をついている」「一貫性がない」などと企業からの信頼を損なうような、マイナスイメージを持たれてしまう場合もあります。

本来の自分を隠して入社できたとしても、自分と合わない点が明らかになれば後悔することにもなるでしょう。
自然体の自分がイキイキと働くためにも、性格検査には素直に臨みましょう。

適性検査の事前準備で転職活動成功へ

中途採用で適性検査を受けるとなると、新卒採用時以来という方も少なくありません。
いくつになっても「テストは嫌だ」と苦手意識をお持ちの方もいらっしゃると思います。
しかし、能力検査は事前の対策をしっかりとすることで、良い結果を出すことが可能です。
そして性格検査はありのままの自分をイメージして回答することが、結果的に良い結果を生み出します。
転職活動の際には、適性検査への準備も忘れずに行っておくことで転職活動を成功に近づけましょう。