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飲食業界出身者の転職活動!飲食経験を活かして活躍できる職種とは?

飲食業界出身の転職とは?

「飲食業界から他業界に転職したい!」
「飲食業は転職活動に不利なのか?」
「どんな業界なら活躍できるのだろう?」

飲食業界は他の業界と比べても流動性があり、転職してくる方も多ければ、転職を考えている方が多い業界でもあります。
しかし、飲食業界からの転職の場合、未経験となるケースが多く、転職活動に不安を感じる方も少なくないようです。

そこでこちらのページでは、飲食業界で働く人が転職を考える理由と、飲食業界で培えるスキル、評価が高いスキル、飲食業界での経験を活かせる仕事をご紹介します。

飲食業界から転職したい理由とは?

飲食業界の仕事は多くのお客様に接する機会があり、人からの感謝が伝わりやすいやりがいのある仕事です。
しかしながら、離職率が高い業界も飲食業界であるという事実があります。
飲食業界からの転職を考える方は、以下のような理由を挙げています。

休みが取りにくく、拘束時間も長いから

サービス業でもある飲食業界は、土日祝日や大型連休が稼ぎ時となってしまうため、当然のことながら従業員はそれに合わせて出勤する必要があります。
お店の営業時間に合わせた出勤・退勤もあるため、一般的な企業よりも拘束時間が長くなるほか、有給休暇が取りにくい傾向もあるため、家族や友人との休みのタイミングも合わず、プライベートへの影響が転職を考えるきっかけにもなるようです。

長く続けるには体力面に不安があるから

お店の現場で働く場合は基本的に立ち仕事となります。
座っている時間はほとんどなく、

・1日中動き回っていて、座れたのは休憩時だけ
・腰痛が悪化して動けなくなった
・体力勝負なので若いときは良かったが…

というような声も上がります。
職種にもよりますが、業務をこなすには体力が重要であり、年齢的な体力低下を感じたり、怪我をしたりしてしまうと、仕事を続けられなくなってしまうのではないかという将来への不安も転職を後押しするようです。

年収が低く、上がりにくいから

飲食業界の平均年収は314万円、ボーナス38万円となっており合計353万円となっています。(※令和2年国税庁調査より)
これは日本の平均年収が433万円(※男性:532万円、女性:293万円)、賞与平均は65万円となっている(※令和2年国税庁調査より)状況と比べると、起業規模や職種による部分があるとはいえ、明らかに低い傾向です。

収入の低さは、結婚や妊娠・出産などライフステージの問題にもかかわってきます。
独身時代、若い時などはなんとかなっても、家庭を持つことを考えたタイミングで年収アップのために転職を考える人もいるようです。

飲食業界の経験・スキルが転職活動で活かせるのか?

飲食業界から転職を考えた方は、スキルや経験に不安をお持ちの方が多い傾向にあります。
そこで飲食業界出身であると、転職活動の際にどのようなスキルや経験を活かせるのかをご紹介していきます。

コミュニケーション力

飲食店などで身につけられる大きなスキルは接客応対のスキルでしょう。
また、アルバイトさんやパートさんなど、学生・主婦・シニア層、フリーターといったさまざまな年代の方とコミュニケーションを取りながら業務を行うため、コミュニケーション能力や協調性が身に付くことでしょう。

クレーム対応能力・ストレス耐性

飲食店ではさまざまなお客様と触れ合う機会があるため、クレームに繋がる可能性も多々あります。
飲食業でのクレーム対応、トラブル対応をした経験なども活かせることでしょう。

マーケティング力

店長の経験がある方は、店舗売上増加のために
・顧客層のリサーチ
・メニューの改善、期間限定商品の企画
・集客のための方法やキャンペーン企画
などの経験をお持ちであれば、「マーケティング力」としてアピールすることができます。

マネジメント力

飲食業界の場合は20代でも店長やマネージャー職を経験するチャンスがあるため、社員はもちろんのこと、さまざまな年代のアルバイト、パートスタッフの採用・教育、マネジメントなどの能力をつけることもできるでしょう。

飲食業界の経験を活かせる職種とは?

次に飲食業界での経験を活かし、活躍できる職種を6つご紹介します。

営業

飲食店で培ったコミュニケーション能力を活かせるうえ、未経験からチャレンジできる求人も多い職種です
営業職は若い方の積極採用もしているため、チャレンジしやすいでしょう。
特に飲食業界や食品関係の営業職など、飲食業界での知識が活かせるものだと、さらに活躍の可能性が高まるでしょう。

事務職

事務職は業界にもよりますが、飲食業界を辞めたいと思う理由のほとんどをカバーできる職種です。
事務職求人を見てみると、ほとんどが土日祝日休みで基本的に座り仕事であり、体力がそれほど必要ないため将来的な不安も解消されることでしょう。
また、電話や来客対応などにおいても、飲食業界で身につけた丁寧な言葉遣いや明るくハキハキとした話し方なども役に立つことでしょう。

介護・看護職

介護・看護職はコミュニケーション能力、対人スキル、細かい気配りといった飲食の現場で培ったスキルを利用者や患者さんに対して活かすことができる職種です。
人手不足である業界のため、採用活動も積極的に行っており、未経験からのチャレンジ体制も豊富です。
働きながら資格取得をすれば、将来を見据えたキャリアアップも可能でしょう。
人手不足の業界ではあるものの、労働環境などを整えているところも多く、希望に合う職場探しもできます。

飲食業界から羽ばたけるチャンスあり!

飲食業界経験者がアピールできるスキルや転職しやすい職種をご紹介しました。
飲食業界で培ったスキルは他の業界・業種でも活かすことはできます。
そして未経験からのチャレンジを応援している企業もあり、飲食業界で叶えられなかったことも、転職活動次第では叶う可能性もあります。

ぜひ飲食業界で身につけたコミュニケーション力、マネジメント力といったスキルもしっかりとアピールし、転職活動を成功させましょう。