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 「経理」転職の道!条件を押さえれば未経験者もチャレンジ可能!

「経理」への転職は有利なのか?

事務職の中で転職に有利と言われているのが「経理」です。
未経験から「経理」への転職を考える人もいれば、経理経験者が新しい職場を求めて転職するケースもあります。
しかし、「経理」への転職はなぜ経験・未経験を問わずに人気があるのでしょう。
こちらでは経理未経験の方と経理経験者の両面から、「経理」の転職についてご紹介していきましょう。

経理未経験者が経理に転職する

経理職に限らず、未経験で転職するには転職年齢が若いほど有利に働きます。
しかし経理は30代、40代でも転職のチャンスがあります。
なぜならば、経理業務はどの企業にも必要でありながら、業務内容は共通しており、汎用性が高いからです。
そして資格があれば長く働くことも、スキルアップしていくこともでき、将来的な展望が広く望めるからです。
もちろん転職のための条件はありますが、それさえクリアできれば未経験から経理職への転職も夢ではありません。
以下に、経理への転職を叶えるためのポイントを挙げてみましょう。

簿記の資格取得

第一に「簿記の資格」です。
むしろ、資格がなくては未経験での経理転職は難しいと考えた方が良いぐらい重要度が高いものです。
簿記の資格はスクールや通信教育などで勉強して取得することも、独学で取得することもできます。
業務で活用するためには3級以上が必要ですが、中途採用では簿記2級以上を取得している方が転職活動も有利に進むでしょう。

数字に慣れておく

経理は「数字を扱う」職種です。
経理未経験者であっても、数字に関する業務を請け負っていた経験があるとないとでは、採用担当者の心象も違います。

・現職で収支管理を行っていた
・実家が自営業で帳簿つけや確定申告書類の作成を手伝っていた

など、数字に強い、数字になじみがあるなどのエピソードがあると面接などの際にもアピールできるでしょう。

財務諸表が読めるようにしておく

経理職に就いた場合、財務諸表を実際に作る立場になります。
企業の財務諸表を読み、企業の経営状態が把握できると業務に役立ちます。

経理経験者が経理に転職する

経理の仕事は業務の幅が広いため、スキルアップやキャリアアップを目指して転職を目指す方が多い職種です。
また、経理の仕事はどの企業であっても社員の割合でみた場合、少人数で行われているケースがほとんどです。
そのため、人間関係が原因で転職を考える方も少なくはありません。
転職をしやすい職種であることも、経理経験者の転職を後押ししているのかもしれません。

では、経理経験者がさらに有利に希望の転職を叶えるために、何を押さえておけば良いのかポイントを挙げてみましょう。

業務に役立つ資格を取得

経験以上に知識がものをいう「経理」では、どのような資格を持っているかどうかが重要です。

日商簿記

簿記3級をお持ちなら2級を、2級をお持ちなら1級を目指してみてはいかがでしょうか。
スキルアップはもちろんのこと、年収アップにもつながります。

国家資格≪公認会計士・税理士≫

スペシャリストを目指して勉強をするのもおすすめです。
合格すれば独立開業という道も開けます。
もちろん簡単に合格できる資格ではありませんが、転職活動時に資格取得を目指して勉強中であるということは高評価につながりますし、培った知識は業務で役立つこと間違いないでしょう。

BATIC(国際会計検定)

国際会計基準の簿記検定であり、試験は全て英語での出題となります。
海外への事業進出を考えている企業、グローバルな活躍を考えている方には、保有していても損はない資格です。
併せて、「TOEIC」の資格も取得しておくと良いでしょう。

転職先の企業規模

経理担当者から経理部、経理部門と「経理」と一言で言っても、企業の規模が大きくなるほど「経理」として与えられる役割や業務内容、扱う金額の規模も変わります。
収入アップが転職の条件であれば、規模が大きい会社ほど良いでしょう。
幅広い業務内容を任されたいのであれば、経理業務が細分化された大手企業よりも、担当業務の幅が広い中堅企業の方がスキルアップに役立つケースもあります。

経理の経験を活かした転職

経理経験をお持ちなら、経理への転職が全てではありません。
もちろんお持ちの経理に関するキャリアやスキル次第ではありますが、会計事務所や税理士事務所への転職という方法もあります。
将来的に士業を志したいのであれば、事務所に入って現場で学ぶおすすめの転職先です。

また、転職しても企業の一員として働きたいのであれば、経営企画部のような企業の中枢を担う部署・部門への転職もおすすめです。
企業の中心部で経理経験を役立たせながら経営に携わることができます。

「経理」の転職は備えが大事

「経理」への転職についてご紹介しましたが、未経験者でも転職できるチャンスがあることはお分かりいただけたことでしょう。
しかし、当然のことながら未経験者も経験者も転職には、求人企業が出す条件に見合っているか否かが重要です。
経理職の求人情報を確認し、実際にどのぐらいのスキルやキャリアが求められているのか、また経理職以外でも経理の経験や簿記の知識を活かせる職種や求人があるのかもみておくと、後悔のない転職活動が行えることでしょう。
もし、気になる求人の条件に自分のスキルやキャリアが足りない場合でも、必要とされる経理スキルやキャリアを把握できたと考え、転職活動に備えてはいかがでしょうか。